

グリーンに囲まれた癒やしのリビング。オシャレに見せるコツは、主役を決めることと、奥を高く手前を低くして高低差をつけること
家で過ごす時間がふえ、生活に癒やしと変化を求めて室内にグリーンを飾る人がふえています。観葉植物店店長の佐藤桃子(さとう・ももこ)さんと、観葉植物店バイヤーの真下悦洋(ましも・よしひろ)さんが、初心者でもつき合いやすい、インテリア映えするグリーンを教えてくれました。
"木のグリーン" でお部屋を大変身!
〈Before〉

〈After〉

部屋の角をグリーンコーナーに
テレビ台の横などにグリーンを置いて、生き生きとしたコーナーに。リゾート感のある主役のヤシに、曲がり樹形のフィカス、どっしりとしたユッカを添え、高低差をつけてリズミカルに。
①フィカス・ベンガレンシス 白い幹と柔らかい手触りの葉が特徴。曲げた仕立てなど樹形も豊富。
②ブラジルヒメヤシ すっくと立った幹と繊細な葉が優美。夏の直射日光は避ける。
③ユッカ・エレファンティペス 力強くワイルド。耐寒性、耐陰性があり乾燥にも強い。水のやりすぎに注意。
★プロのアドバイス
大型の木(木本)のグリーンは1本で存在感があります。幹が太いほど丈夫で、水やりの頻度も少なめです。直立、流れ、曲がりなどの樹形や幹の色にも注目して選んでください。
撮影:田中雅也
撮影協力:グリーンインテリア
テキスト『趣味の園芸』2022年7月号「ビフォーアフターで大変身! インテリア映えするグリーン」より