
仏教についての初心者・入門者に最適な3冊の本をご紹介
多くの方が持っている「仏教」のイメージとは何でしょうか。
「お葬式」「お参り」「厳しい修行」「なんとなく近寄りがたい」──
さまざまな受け止め方があると思いますが、では、「仏教ってどんな教えなのか」という質問に、自分なりにでも答えられる方は多くないかもしれません。
知っているようで、よく知らない「仏教」。でも実は、私たちの考え方に色濃く影響を与えていたり、今の世の中に暮らす「みんなの」支えとなる、とても奥深い教えのようなのです。
今回は70万部を超える大ヒットシリーズ「学びのきほん」から、信じる/信じないにかかわらず、知っておくと役に立つ「仏教の入り口」「仏教との向き合い方」がわかる3冊を紹介します。

①世界中の参拝客を魅了してやまない「お遍路」のお寺の僧侶が、やさしく伝える「密教」
②NHK番組での解説でも人気の著者が、お経に込められた「不変の知恵」を解説
③Facebookなど米大手企業に坐禅を指導した禅僧が考える「ブッダが本当に伝えたかったこと
①世界中の参拝客を魅了してやまない「お遍路」のお寺の僧侶が、「現場の実感」からやさしく伝える「密教」

──本来の密教は、ブッダの教えから脈々と続く仏教の王道をベースに、伝統的な「行」を通じて、この命や世界のことを感じ、気づいて、安楽を味わう教えです。また、身体と心のバランスを保ちながら、現実的な行動をうながすものでもあります。それは、いまを生きる「みんな」に必要な教えだと、私は思っています。
本書「はじめに」より

仏教の中で理解するのが最も難しいといわれる「密教」。その思想と教えの中から、これだけは知ってほしい基礎知識のみを、仏教の歴史を追いながら丁寧に解説。世界中の参拝客を魅了してやまない「お遍路」のお寺の僧侶が、なぜいま密教なのかを「現場の実感」から伝える、誰もが分かる入門書。
著者:白川密成
立ち読み・関連記事一覧はこちら
ご購入はこちら
②NHK番組での解説でも人気の著者が、お経に込められた「不変の知恵」を解説

──仏教は、「なぜこの苦しみが発生しているのか、この苦しみを解決するにはどうしたらいいのか」という問いに、「その苦しみの原因を辿り、その根本を断てば解決する」と考える宗教です。
お経には、そんな仏教の教えがぎゅっと詰まっています。
本書「はじめに」より

その中身についてはほとんど知らないのに、誰もが法事などで一度は聞いたことのある「お経」。「縁起」「智慧」「慈悲」「念仏」――押さえておくべき仏教の言葉に込められた「不変の知恵」をひも解くことで、その知恵を自分に引き寄せて生きていけるようになる1冊。
著者:釈 徹宗
立ち読み・関連記事一覧はこちら
ご購入はこちら
③Facebookなど米大手企業に坐禅を指導した禅僧が考える「ブッダが本当に伝えたかったこと」

──これから私がお話しするのは、仏教の、いわゆる基礎知識ではありません。
(中略)
仏教の基礎知識を学ぼうと思っていた人は、拍子抜けするかもしれませんね。ごめんなさい。でも、そんな意欲のある人にとって大事なのは、仏教の基礎知識より「仏教的学び方」のほうなのです。仏教には、私たちの人生を豊かにしてくれる「学び方」があり、それをお伝えしたいと思っているのです。
本書「はじめに」より

仏教は、まったく難しくない。「ただ坐る」「何もしない」「受け入れる」など、ブッダが教える「オーガニックな生き方」とは。スターバックスやフェイスブックなど、アメリカ大手企業に坐禅を指導した禅僧が考える、「ブッダが本当に伝えたかったこと」の集中講義!
著者:藤田一照
立ち読み・関連記事一覧はこちら
ご購入はこちら