今年の夏は、「育てて涼しく、食べておいしい」ヘチマやゴーヤーのグリーカーテンに挑戦してみませんか。まずは栽培前に5つの鉄則を覚えて、成功率アップの秘けつをマスターしましょう。園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんが教えてくれました。 (テキストにこの写真は掲載していません)©shutterstock きれいなグリーンカーテンを作る5つの鉄則 【鉄則1】プランターは大きいものを選ぶ
 草丈が2m以上に伸び、根も広く張ります。根詰まりを起こすと葉に水分や養分を供給できないので、大きめのプランターを選ぶのがポイントです。
●1株植えの場合……容量12~15L(目安として直径約30cm×深さ約30cm)以上の深型プランターを選ぶ。
●2株植えの場合……容量25L(目安として幅約55cm×奥行き約30cm×深さ約30cm)以上のプランターを用意。

【鉄則2】日当たりのよい場所で育てる
 きれいなカーテンを作るには、株が小さいうちから直射日光が当たる場所にプランターを置き、植物の光合成を促すことが大事。南側に面した庭やベランダでも、置き場所によって日当たりが変わるので、光の入り方や日照時間を確認し、条件のよい場所を選びます。

【鉄則3】摘心して子づるを増やす
 葉をすき間なく茂らせるには、親づるの先端を切る「摘心(てきしん)」を行います。早めに摘心して元気のよい子づるを複数伸ばすことで、ネットいっぱいに茂らせることができます。

【鉄則4】余分な花を摘む
 花や実を一度にたくさんつけさせると養分が取られ、つるに元気がなくなってしまいます。摘花(てきか/花を摘み取ること)をして実の数を制限し、株を疲れさせないことが重要です。

【鉄則5】水切れさせない
 青々とした葉をキープするには、たくさんの水分が必要です。特に葉から蒸発する水分が多くなる真夏は1日2回、底から水が流れ出るくらい、たっぷりと水をやります。

★台風や安全への対策を万全に
 園芸用ネットいっぱいに葉や実が生育すると重みが増し、強風でさらに荷重がかかります。支柱やネットはしっかり固定し、台風の接近が予想される場合は、支柱とネットを植物ごと取り外せるようにするなど、設置方法を工夫すると安心です。集合住宅などでは、つるが階上や階下へ伸びないよう注意します。
(テキストにこの写真は掲載していません)©shutterstock テキストを立ち読み! 『やさいの時間』2022年6・7月号では、ヘチマを例にグリーンカーテンの作り方を詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!<みんなの趣味の園芸で最新号の内容を見る> NHKテキストからの試し読み記事やお役立ち情報をお知らせ!NHKテキスト公式LINEの友だち追加はこちら!
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