下島八段の楽しく優しい目線で囲碁界の先生たちを毎月一回インタビューでご紹介。
先生方の知らざる一面が見られるかもしれません。今回は、2022年6月号より、星合志保さんをご紹介!
囲碁界にはスターがたくさんいる。
その中でもとびきりのスターといえばこの人。
星合志保三段である。
天真爛漫で前向きで優しい性格、ちょっと抜けたところもあり、万人から愛されるキャラクター。なおかつ名前に「星」が入っているこの方はスター以外の何者でもない。
とにかく明るい星合という印象があるが、改めていろいろ聞いてみると新たな一面が見えてきた。
まず聞いてみたいのはこれ!
――NHK杯の司会、聞き手で、これだけは大事!と意識していることはありますか?
なんと! これはすごい! 囲碁を物語のように表現していて、囲碁本来のおもしろさを言葉で説明してもらったような気分である。
それにしてもマジメね!
――いやー感動したよー! ほっしー、映画監督とかなれるんじゃない??
マジメね…。星合三段といえばYouTubeでも大活躍!
――前に、カツ丼3杯食べる…みたいな企画やってたでしょう? どうしてあんなに過酷なことを??
すごい…。取り組みが常に全力投球である。プロ野球選手が、牛丼3杯食べながら三打席連続ホームラン打つまで終われないのと同じと考えれば、いかに神業か分かる。
プレイヤーとしても高いパフォーマンスを見せ続ける星合三段。
――女流本因坊戦挑戦者、普及活動、両方とも目いっぱい頑張って本当にすごい! うまく切り替える方法はあるの??
マジメだ! ほっしーは実はこんなにマジメだったのか!
何を聞いてもビシッと、なんというかピッタリハマるような答えをくれる。
よーしそれならいつもの質問にちょっとした縛りをつけて…
――あなたにとって囲碁とは何ですか?7文字で答えてください。
当たり前のように19文字。
小さな頃は小学校の先生になりたかったという星合志保三段。これからも目が離せないのだ!
昭和53年(1978年)11月21日生。長野県駒ケ根市出身。吉岡薫八段門下。
平成6年入段、25年八段。日本棋院中部総本部所属。