おいしく、栄養もたっぷり、お料理の彩りも豊かにしてくれるトマトは夏野菜の代名詞。暑くなってくるこれからの時期、たくさん食べたいですよね。

 まる得マガジン6-7月号のテーマは「毎日食べたい!トマト活用術」。簡単においしく作れるトマトレシピを多数紹介しています。

 今回はそんなトマトについて、意外と知らないトマトの扱い方などの知識をQ&A方式でお伝えしていきます。
平仲亜貴子 (ひらなか・あきこ)

料理研究家。トマト料理専門店オーナーシェフ。栄養士。沖縄県で生まれ育ち、沖縄県立芸術大学大学院を修了ののち、イタリアに渡る。国立音楽院で声楽を学ぶかたわら、現地の主婦やプロの料理人に本場のトマトを使ったイタリア料理を学んだことをきっかけに、料理人を志す。帰国後、専門学校でさらに料理を学び、栄養士の資格を取得。2021年、東京都内にトマト料理専門店をオープン。トマトの料理教室も主宰し、日々、トマトの魅力を発信し続けている。
Q トマトは 冷凍できますか? A  トマトは冷凍できますし、冷凍ならではのよさもあります。旬の時期に、トマトが手頃な価格でたくさん手に入ったら、使い切れない分は冷凍保存に。やり方は簡単。大玉はヘタの部分をくりぬいて、中玉とミニはヘタだけを取ってジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍するだけです。使うとき、水につけると皮がツルンと気持ちいいほど簡単にむけるので、煮込み料理やトマトソースに使うと、口当たりがなめらかに仕上がります。

 ザクザク刻んでスープや炒め物の具材にするのも、おすすめです。ただし一度冷凍したものなので、生と同じ状態には戻りません。加熱調理にこそ本領を発揮します。

 凍った状態は、すりおろすのもラクラク! いつものめんつゆに合わせれば、うまみの相乗効果で味わいにコクが増し、爽快感のあるめんつゆに仕上がります。
あっという間に皮むきができて、すりおろしてめんつゆに合わせれば“味変”。爽やかな味わいを楽しめます Q トマトの皮はむく? むかない? おすすめはどっち? A きりっと冷やしたトマト。丸ごとかじると、皮がはじけておいしいですよね。ただ、つくる料理によっては、皮をむいたほうがいい場合もあります。例えば、サラダや炒め物のように、形をしっかり残したい料理は皮つきのまま使いますが、煮びたしなどだしをしみ込ませる料理や、なめらかに仕上げたいソースは、皮をむくほうがおすすめです。トマトの皮は果肉にピッタリとついているので、包丁より湯むきのほうが簡単にむけます。

だしをしみ込ませたり、なめらかさを生かすなら、ぜひ湯むきをしてください。 湯むきの方法 Q あこがれのドライトマト、どうやって作るのでしょうか? A ギュギュッと味が凝縮しているドライトマト。甘みがあってそのまま食べてもおいしいし、料理にも使えるスペシャルな食材です。例えばトマトソースに加えると濃厚なソースがつくれますし、煮込み料理はコクのある味に仕上がります。そんなドライトマト、自宅でつくれると聞けば、挑戦したくなりますね。天日でカリカリに干す方法もありますが、手軽なのはオーブン。低温で90分間火を通せば、柔らかい仕上がりの“セミドライトマト”が完成します。

 冷凍保存も可能なので、トマトがおいしい旬の時期にたっぷりつくるのがおすすめです。ミートローフの中に詰めたり、さば缶と合わせてミキサーにかければ簡単リエットにも。
 食卓に並ぶ料理がワンランクアップしますよ。
100℃のオーブンで約90分間。じっくりと水分をとばせば、簡単につくれますよ! [ セミドライトマト ]のつくり方 完成!  トマトにも様々な使い方のコツがありましたね。

 まる得マガジン6-7月号「毎日食べたい!トマト活用術」では、様々なトマト料理から、トマトを使った調味料の作り方、トマトスイーツのレシピまで、たくさんの活用術を掲載しています。ぜひ、チェックしてみてください。
テキストではこう学びます ■NHKまる得マガジン6-7月号 「毎日食べたい!トマト活用術」より
■撮影/新居明子 スタイリング/阿部まゆこ
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